2018.8.23 磐越西線 236D 山都-喜多方

2018.8.23 磐越西線 236D 山都-喜多方
2018.8.23 磐越西線 236D 山都-喜多方(Nikon D7100 AF-S DX NIKKOR 16-85mm f/3.5-5.6G ED VR)
 

 午後からは磐越西線へ転戦するため滝谷から428Dに乗車。会津若松まで只見線に乗車する(ここで只見線完乗)。さらに磐越西線へ乗り換えて山都へ。山の都の文字通り、山都は飯豊連峰の入り口の町。そばが有名らしく、数軒の蕎麦屋が駅周辺に点在していた。私もそばを食べようと思ったが、早い時間に店じまいをしてしまうため入ることができなかった。

 ここまで天気は順調だったが、ここに来て雲行きが怪しくなってきた。なんとか晴れた234Dはキハ110でがっかり。このあとやって来る本命のキハ40はどうも晴れそうになく、この撮影地で撮れば通過時刻には順光ではなくなる。山都鉄橋真横アングルは諦め、鉄橋を見上げるシルエット狙いアングルに変更する。
 撮影地を移動して列車が来るのを待っていると、天気予報のとおり、台風19、20号の接近によって風が強くなってきた。日没前後、陽はどんどん落ちていき、ただ風切り音だけが聞こえてくる河原は不気味であった。激パ撮影地では嫌というほど見られる同業者も今は誰一人おらず心細い。日が暮れきるのが先か、列車が来るのが先か。携帯の電池も切れかけ、小説も読めなくなりつつある夕暮れ時、早く時間が過ぎてほしかった。ターゲットをすべて撮影した後、私は臆病者なので、急いで片づけて山都駅へ帰った。
 次の日から天気は崩れていき曇りが続いた。有効カットは以上で終了。夏の只見線・18きっぷ輪行たびの主目的はこれにて終了した。

 撮影を終えた後は自転車を分解して列車に乗車。今晩の宿がある喜多方駅へ向かう。次の日からは曇りのため撮影できないので新津鉄道資料館を見学したり、DLばんえつ物語号に乗るなどして観光をする予定だ。市街地でラーメンを食べ空腹を満たした後、昼に予約した宿へ向かう。だがこの時点では、まさか今晩、思い返すだけで全身が痒くなるような不衛生極まりない宿に泊まることになろうとは知る由もなかった...(宿の様子はこちらのブログから)