2019.3.8 大糸線 安曇沓掛-信濃常盤

2019.3.8 大糸線 安曇沓掛-信濃常盤
2019.3.8 大糸線 安曇沓掛-信濃常盤(Nikon D7100, AI AF 80-200 F2.8D NEW)


L特急の系譜を継ぐ者、E257あずさ。

乗り鉄の友人と少し話題にしていたE257系。直線的でシンプルなデザインが国鉄型の進化系といった風情をしているようで、もしかするとカッコいいかもと話題にしていた。というわけで189系N102編成のついでにふらっと大糸線に立ち寄り撮影。しかし訪問時はE257系撤退が近かったので撮影地がオタクまみれ。萎えました。
あと人の機材にどうこう言うのは良くないとは分かった上での発言だが、やはり撮り鉄界のハスキー信仰は異常だと思う。本撮影地で他のてっちゃんの機材を見ていたが、揃いも揃って皆ハスキー。ところが雲台に乗っているのはエントリー機にキットレンズ。バルブならまだしも日中の撮影では安い三脚でもブレることはないだろうし、本撮影地は精密さが要求される編成撮りでもなく、超望遠を使う訳でもない。構図を決定し固定するだけならその辺の安い三脚で事足りる。しかしレンズはそうはいかず、どんな撮影地においても性能に左右され、それは値段相応となる。安いレンズは収差や解像感に悩まされ続けることになるのである。三脚と違い、レンズ性能は腕ではカバーしきれない。したがって私は、同じ予算でシステムを組み風景系で鉄道写真を撮るのであるならば高性能レンズにフットワークの軽い三脚の組み合わせがベターと思われるが、どうやらトレンドは私とは真逆のようだ。

2019.3.8 大糸線 安曇沓掛-信濃常盤
2019.3.8 大糸線 安曇沓掛-信濃常盤(Nikon D7100, AI AF 80-200 F2.8D NEW)

オマケの一枚。電車博士じゃないのでなんという電車の名前か知らない。もう少し陽が長かったらこの構図であずさを撮りたかった。作例は面串気味だけど。大糸線でこのシーズンに魅力的な列車が走らないかなあ。