只見線18きっぷ撮影旅の二日目、朝一発目は会津若松発の下り始発423Dを撮る、はずだった。423Dの宿付近の通過時刻は6:30頃、沿線はどこも田んぼ、ロケハンの必要なし。じゃあ早起きの必要はないだろう。そう判断した前夜の私は愚かだった。当日になって撮影地を探し始めたが順光方向から撮ろうとするとどうも線路わきに生えているポールが邪魔である。生えていない箇所を探してもなかなか見つからない。そうこうしているうちに423Dの通過時刻。慌ててカメラを向けSS1/80というあり得ん値でシャッターを切った。もちろん撃沈。
このままではロクな写真が撮れないので、通過時刻が迫る中イチかバチかで撮影地を移動。より根岸側に寄ることに。農道を走り線路に寄れるポイントを探すと...あった！三脚を立て80-200をセット。すると間もなくして、会津の山々を背に駆けるキハ40がファインダーに飛び込んできた。ケーブルが右側に写りこんでしまったのは御愛嬌。しかし夏も良いが、雪の会津の山々を背にして走るキハ40はどんなに格好いいんだろう。今度は冬の終わりにサンニッパでも担いで訪れたいものだなあ。