城端-越中山田で日が暮れるまで撮影したあとは、城端線乗りつぶしも兼ねて終点城端駅へ向かう。列車から降りて周りを散策、その後ホームへ戻って西の空を見てみると、黄昏れの空が美しいグラデーションを描いていた！すかさず三脚を立ててISO100に設定。夏の終わりの、哀愁漂う終着駅の一コマを切り取った。
余談だが、駅のホームにアニメキャラクター風の女の子の広告が貼ってあった。城端駅のある南砺市の物らしい。折り返した車内で広告を調べてみると、観光資源としてアニメーション会社であるP.A.WORKS制作のオリジナルアニメを使っているようだった。
さらに驚いたのは何と、南砺市にP.A.WORKSの本社があるらしいのだ！（あ、いまのは「何と」と「南砺市」をかけた...）アニメーション制作会社は大抵、都市部に本社があると勝手に思い込んでいたので衝撃を受けた。
しかし、肝心の町おこしアニメは南砺市の特定のスポットでしか見ることができないらしく少し残念。オタクはアニメを見て影響されて聖地に行くのに、このアニメは聖地でしか見れないので、観光資源としてはなんだか本末転倒な感じだ。YouTubeや南砺市のホームページで公開してオタクを呼び込めばいいのに、と思うのは私だけでないはずである。
