木次線で一番の見せ場といえば、たいていの人がおそらく挙げるであろう"出雲坂根のスイッチバック"。先輩の車で乗せて行ってもらったが、スイッチバックを俯瞰できる撮影地の登り口はロープが備え付けられ、よく整備された典型的なてっちゃん道。道路わきすぐとのこともあって、おそらく初めて来る人でもこの旧道からの俯瞰はすぐに特定可能なお手軽撮影地であると思う。
というのもあってかこの撮影地には結構撮り鉄がいた。車を運転してくださっている先輩は路肩に停められたオタクカーを見るなり、萎えたわ、との一言呟いて戦意喪失。車でお昼寝するらしい。仕方ないので僕だけ登って撮影地を探すとすぐにポイントに着いた。撮影した当時はそこそこ美しい風景にちょっと感動したが、今考えると「木次線 撮影」で画像検索するとココが半分近く出てくるくらいミーハーで胃もたれする。ちょっとイマイチセンスがない、今は先輩の気持ちがよく分かる。ここの上位互換の俯瞰撮影地とかないのかなあ。
写真はおろちのついでに撮ったキハ120。おろちの編成長だと伸び放題の木に邪魔されて編成全体が写らないので注意（2018.11.10現在）